インデアン@東京tokiaビル

某休日、コロナ渦で夜はゴーストタウンとなってしまい外食はできないため、昼に食べ歩きをしようと思い東京駅にあるtokiaビルの地下街で食べ歩き。

ようやく体に馴染んできたボストンテーラージャケット。こやつにも色々な料理の香りを染み込ませてあげたいと思い共に食事。

地下街には色々な料理屋が混在しているが一件目はカレーにしようと思いインデアンをチョイス。

ここはスパゲティとハヤシライスもあるがやはり定番のカレーを注文。

注文をするとすぐに前菜のキャベツが提供される。

やや甘めの優しい味付けである。カレーはそんなに甘くないわよといわんばかりの店主からの無言の威圧なのだろうか。

前菜を食べながら程なくするとカレー様の御成りである。今回は生玉子入りにしたが、これがまた素晴らしい景色だ。絶景とは正にこのことである。

躊躇せずにルーとライスをそのままパクリ。最初の印象は甘い。そしてやや酸っぱい。

ゴロっとしたとろみのある豚肉。噛むとよく煮込まれていてジューシーな味わいである。カレーの甘酸っさと豚の甘味とのハーモニーがなんともいえない美味しさ。

食べ始めは甘かったが、あとからジワジワと辛みが伝わってくる。気が付くと額は汗だくになっている。甘酸っぱい味に、辛みがセットで付いてくるのは大阪ならではのカレーなのだろう。

ある程度食べ進めると、お楽しみの玉子を崩す時がやってきた。

この生玉子はカレーの辛みをイイ感じに緩和させ、口の中にトロミと甘味を広げてくれる。至福の瞬間である。カレーとマッチングさせることでただの生玉子がまた違った世界観を見せる。

最後は玉子とカレーの配分を一対一にさせてフィニッシュ。

ごちそうさま。

他のお客さんはスパゲティを注文していた。次はカレーではなくハヤシかな。

続く。

アディオス