三宝亭@中目黒

残暑が続く今日この頃、野暮用で中目黒に来ていた。目黒銀座商店街を通り何かスタミナのつく物が食べたいと思いながら黙々と歩いていると商店街の終わりのほうまできていた。

全とろ麻婆麺。何とも美味そうな響きである。これはスタミナもつきそうだ。即決でここにした。

バーの居抜きを使ったような店内。とても中華麺を扱っているお店とは思えない。

卓上の調味料もシャレオツ。

ランチは基本この2択みたいだ。この時の気分は麻婆麺。すぐさま店員さんにオーダーをして楽しみに待つ。

広い厨房から中華鍋を振るってニンニクやらニラやらの食欲そそる香りが充満する。私の胃袋と睾丸はワクワクボキボキである。

待つこと10分くらいで着丼。

無料でサービスライスが付いてくる特典付きである。

グツグツとトロミがかった麻婆に乗っかるこのネギ達。もう香りを嗅いだだけで勃起。

まずは具と一緒に一口。

口の中に広がるほのかな辛みと香ばしいお味。

挽肉もグーグーグー。

丼の底から重みのある中太麺をほじくりだして喰らう。熱々でしっかりと麻婆のトロミ汁が染み込んでいて美味。

もちろん忘れちゃいけないライス。麻婆麺の具材を当たり前のようにオンザライス。幸せとは正にこの瞬間である。

麺と具をひたすら喰らう。スタミナ満点ポコチン反転。

麺のお供にライスもパクリ。

卓上のシャレオツな青山椒を投入。確かに痺れは控えめで少し上品な出来。

続いてぶどう山椒。こいつは舌がほぼ痺れる感じがしなくまったく邪魔をしない感じかな。フルーティーってワケでもないが爽やかさを与えてくれる。お二人共協調性はあるね。

最後はお決まりの唐辛子。味変バッチコイである。汗をかいてかっ喰らう。基本中の基本である。

麺を食べ尽くしてしまったので残りの具はライスに投入。

締めとしてはパーフェクト。

これはもうドラッグだね。

この時点でお腹はパンパン。それでも最後の汁まで残してはならない。

鍋を振るってくれた職人さんに礼儀を持って飲み干す。これ常識アルヨ。

完飲。胃も息子も喜んでいるに違いない。次に来たときは酸辣湯麺をいただくとしよう。

アディオス