ある土曜日の休日13時頃、大井町にあるとんかつの老舗店である丸八さんに突撃。大井町東口を出て左手に真っすぐ進む。
そうするとすぐ小さなアーケードがあるのでそちらを2分程歩く。
入口の右手にメニューが貼られていたので僕はここで上ロースカツ定食(1,700円)と決め込み中に入る。
店内は奥行きがあり、2階席にまであるようだ。
びっくりしたのはこのお店は注文を聞く人、水や料理を配膳する人、キャベツを奥で切って盛る人、とんかつを揚げる人、会計をする人とそれぞれ細かくパートごとに店員さんがセパレートされていることだった。これはプロの集団だな。注文を聞かれ先に決めていた上ロースカツ定食と告げる。
するとすぐにおしんこが配膳。味付けが濃い目の家庭的な味だ。
おしんこを片づけて待つこと10分程でお待ちかねのとんかつさんとご対面。まずはトン汁を冷めないうちに啜る。
トン汁には大き目の玉ねぎとごぼう、ニンジン、小さな豚肉が入っていた。こちらの味も家庭的な味で優しいお袋の味である。
そして次にキャベツをいただく。切り立てのキャベツは甘くてシャキシャキで美味い。いくらでも食べれてしまう。
そしていよいよとんかつとご対面。画像でもおわかりのとおり、こちらは肉と衣の間に黄色い部分があるのが特徴である。店員さんに聞いてみるとなんでも衣づけの際に溶き卵を2度付けしているためらしい。
実際に食べてみると肉は柔らかく簡単に歯で噛みちぎれるくらいだ。脂の甘みとほんのりと卵の甘みが合わさり味がまろやか。サクサクでいて、ふわっと軽い食感の衣とジューシーな豚のハーモニーはまさにイキそうになる。
カラシをつけて辛みをつけるのもいい。とにかく脂の甘みが気持ちいい。ご飯とも抜群の相性である。これで国内のブランド豚を使っていたら一体どうなってしまうのだろうか。
食べ進めているとおばちゃん店員さんがキャベツのおかわりいく?と問いかけてくる。もちろん二つ返事である。ここのキャベツは本当にいくらでも食べれてしまう。どういやらこちらはキャベツのおかわりが1回、ご飯が2回まで無料らしい。
もちろんご飯もおわかりをする。男なら3杯いってほしい。
夢中で豚とご飯をかっ喰らい、完食。
ごちそうさまでした。
味はもちろんのこと、ここは接客もチャキチャキ親切丁寧で、食べていてとても気持ちのよくなるお店である。そりゃ常連さんもたくさんつくわけだ。僕的には100点かな。今度は定食ではなくハンバーグやとんかつを単品で頼んでビールを一杯ひっかけたい。というか通な常連さんがそうしていた。もうちょっと年をとらないと似合わないかな。
アディオス大井町
コメント
こんにちは。
美味しそうな豚カツですね。
サウナさんが美味しそうに食べてるのが
目に浮かびます。ブランド豚でなくて腕で
仕上げてるところに共感が持てるお店ですねー。大井町の情報も沢山アップしてくれると嬉しいです。
コメントありがとうございます。
大井町はいいところなので色んなお店を掘って行きたいです!