仲屋商店@幡ヶ谷

普段は全く縁もゆかりもない土地、幡ヶ谷。先日購入した傘の骨が折れてしまい人づてに聞いた洋傘専門店へ修理の依頼をだしていた。その修理が完了したとの連絡を受け降り立った。

駅から徒歩5分程歩いた商店街の一角にある老舗、仲屋商店さん。

昭和25年創業で3代続く都会の洋傘店。洋傘の在庫は約5,000本程あるそうだ。店頭や店内ショーケース、ディスプレイに、紳士傘、婦人傘、キッズ傘等。さすがに恐れ多くて中にいらっしゃる職人さんの写真は撮れなかった。専門の職人さんはお店には土曜日の10-13時頃までいるらしい。肝心の対応のほうはもの凄く腰が低く、こちらが畏まってしまうほど謙虚さに溢れた職人さんであった。

僕が今回修理を依頼した傘はブリティッシュメイドのペアレス。英国で100年以上の歴史を誇る老舗メーカーである。この傘の話しをすると長くなりそうなので割愛させていただく。

冒頭にも記載したが今回は骨が折れ、傘の生地が破れてしまったので依頼をした。

直した後。中から見るとこんな感じに生地の下にナイロンをあてて補修してくれている。画像だとわかりづらいかと思うがとても丁寧にキレイに仕上げてくれている。

外からだとこんな感じ。目立たないよう見事な出来栄えである。

画像からは伝わりづらいと思うが、これが折れた骨の部分。何事もなかったかのように骨の下から同じ色のフレームをキレイに覆い被せている。傘を修理してもらうのは今回が初めてだが、ここまでしっかりとした仕事をしてくれるお店はそうそうないと思う。依頼した時はもしかしたら直せるかはわからないみたいなことを言われていたが、実際の出来栄えを見るとホントに謙虚な職人さんなんだなと感じる。またいずれ同じような現象が起こると思うので、その時はまたこちらのお店に是非とも依頼をしたい。

この後は、せっかく幡ヶ谷の地に降り立ったのでここでしか食べれないようなお店に行きたいと思う。

続く。